Sakura Ring
プロダクト
2009.07
撮影: 岡積千可
平安時代より日本の美意識の根源として
認識され、花鳥風月の象徴的な存在である
桜をモチーフとした紙の指輪の提案。
この指輪は完成系の状態ではなく、絵葉書
サイズのシートになっている。お土産として
受け取った人が、完成したときの姿を想像
しながら紙を折っていき、最後に花弁を広げ
て花を咲かせる事によって完成させます。
一緒に日本に旅行に来られなかった人や、
海外からのお客様に、言葉だけでは説明
する事が難しい桜に対して日本人が抱いて
いる「日本固有の美意識」を伝える際の
力添えになればと思っています。